私は、聴くときのプラスになるという意味で、ふだんから単語を引くときは、英英辞典で引く習慣をつけるようにすすめています。日ごろから英英辞典になじんでおくと、よく使われる表現をおぼえるうえでひじょうに役立ちます。そうした表現にふれておけば、英語を聴いたときにも即座にわかるというわけです。ですから、聴いてわからない単語を調べる場合は安易に英和辞典に頼らず、なるべく英英辞典を引くようにしたほうが英語の上達の早道と言えそうです。英英辞典の中で、私がとくにおすすめしたいのはロンダマンの英英辞典です。ロングマンの英英辞典は、正式な書名を『LonganDictionaryofContemporaryEnglish』といい、一九七八年に発売され一九八七年に改訂された辞書です。収録してある言葉は五万五千語ですが、最大の特徴は、言葉の意味を説明するのにたった二千語の基本語しか使っていないことです。二千語といえば、高校の三年までにおぼえる必修単語の数です。しかも、単語はやさしいものばかり使ってありますから、高校終了程度の英語力があれば、この辞書に書いてある説明はほとんど読みこなせるというわけです。それに、英語を母国語としない人が陥りやすい盲点がていねいに説明してあります。