ネットオークション利用者間でよく使われる決済手段にエスクローがあります。エスクローとは、第三者機関が商品と代金の受け渡しの仲介を務める仕組みで、アメリカでは不動産取引などで一般的に使われている決済手段です。日本では、まだ馴染みが薄いことや、手間と手数料がかかることで、利用率はあまり高くありませんが、ここ数年、ネットオークションをめぐるトラブルが急増していて、安心して使えるエスクローの仕組みを1本でも普及させようという動きもあります。その一環として、楽天オークションが、匿名で利用できるエスクローサービス「楽天あんしん取引」を2006年11月から開始しています。このサービスは、日本郵政公社が新しく開始した、差出人と受取人が住所や氏名などの個人情報を交換せずに郵便物を配送できる「あて名変換サービス」と、従来のエスクローサービスの機能を組み合わせたものです。このサービスを利用すれば、出品者、落札者とも、相手に住所や氏名、銀行口座番号などの個人情報を一切知られることなく、商品の受け渡しができるようになります。
(参考)
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